記録資料から見たハニャン(漢陽)都城Ⅱ:都城を再び築き上げた人々
近代化の過程で築城当時の姿が相当部分失われてしまったハニャン(漢陽)都城は、1970年代に「ソウル城郭浄化作業」を皮切りに多様な補修・復元事業を経て今日に至っています。現在、全体区間の3分の2以上がかつての姿を回復し、状態よく保存されています。一千万人の人口が居住する大都市にこのように大規模な城郭遺産が残っているのは、世界的に見ても類のないことです。
「記録資料から見たハニャン(漢陽)都城」シリーズの2番目の展示は、植民地支配からの解放以降に崩れた都城を再び築き上げた多様な人々の物語を込めました。ハニャン(漢陽)都城の補修・復元事業に直接・間接的に参加したさまざまな専門家のお話を通じて、補修・復元現場をより身近に感じる機会をご提供いたします。